1月28日 ヒロの進(ひろのしん)です。
人力ですが、何か?
重機を使ったかのように除雪してやったぜぇ〜。
絶対、筋肉痛だぜぇ。←古い。
「だぜぇ」って、流行後もあっという間に消えていきますね。
次々に登場しては消えてゆく流行語やカタカナ語・・・ついて行くのがやっとです。
一方、確実に浸透・定着していくものもあります。
最近気になったカタカナ語は、「インフォームドコンセント」。
コトバそのものというより、その考え方は確実に広まっていると感じます。
先日、3歳の次男に初期の虫歯があることが分かりました。親としては反省。さっそく歯医者さんに連れていくことに。
これまで保育園の歯科検診で「お口をア〜ンとあけて、ちっちゃい鏡をつかって、白い服を着たせんせいが見る」程度の経験しかないチビ助にとって、歯科医院での本格的な診療は初めてです。
「キュイ〜ン
」というドリルの音と「アギャ〜!!
」というチビ助の泣き声を想像しつつ、なるべくなら子どもに優しい歯医者さんをと、インターネットでいろいろ探しました。
診察の日、家内がチビ助を連れていき、私は後で話をきいたのですが、いやぁ〜驚きました。カルチャーショックです。
待合室には遊具や絵本があって子どもが退屈せずリラックスできるようになっていて、先生もスタッフの皆さんも親切。説明も丁寧。
ここまでなら、そうめずらしくもないかもしれません。
私が驚いたのは、子どもに向けての丁寧な説明の徹底ぶりです。先生のポリシーを強く感じます。
説明は誰にするのか。患者に対して。たとえ患者が幼児であっても、保護者よりも、あくまでも患者本人への説明をつくす。当然のことかもしれませんが、これは難しいことだと思います。
たとえば、歯科ドリルを使う前には、子どもにドリルについて事前に説明します。
「いいかい?これからこの道具を使うよ。先っぽがちょっと硬くなってるよ。(先生が先に触ってみてから)触ってみる?ほら、痛くないでしょ。回るとこういう音がするよ」 という感じです。
そのほかにも、器具から水がピューっと出ること、それをバキュームで吸い取ること、光を当てると固まる接着剤を使うことなどを事前に目の前で動かして触れさせて説明するのです。
こうして恐怖感を取り除いた後、実際の治療は、手鏡で口の中の様子を見せながらおこないます。
3歳のチビ助の様子はというと、楽しくてしょうがない!という感じで終始ニッコニコ
で、トラウマとは無縁の歯医者さんデビューとなりました
ここまで小さい子どもを納得させるには、根気もいるでしょうし、効率も悪いはず。
でも間違いなくこの歯医者さんのファンになりました。
「歯医者に行って、痛くて怖い思いをしたくないなら、ちゃんと磨け!」「少しぐらい怖くて痛い思いをするのも人生の経験だ」みたいな論法で育ってきた私にとっては隔世の感です。
というわけで、「ハミガキしないと痛くなるよ」ではなく「ハミガキは楽しいよ」と子どもに教えられるようにならなければ