いや〜きのうの雨はすごかった!
もう少しでピットに水が浸入するところでした。
今朝は浸水防止の土嚢の撤去からスタート。大事に至らなくてよかった。
きのう、大雨の中「この天気じゃ、開店休業状態かな・・・」と思っていたところ、タイヤが摩耗したので新品をご購入のお客様が。ありがとうございます!
当店でメンテナンスさせていただくのは初めてのお車だったのですが、取り外したタイヤを見ると・・・
あらためて、無事にここまで走って来られてよかったです
パンク修理をした跡があります。どれくらい前に修理されたのでしょうか?
しかし、修理するまでに空気が抜けた状態でだいぶ走ってしまったようですね・・・サイドの文字が擦れて消えています。タイヤのダメージがパンク穴だけの問題ではなくなっているサインです。
空気の抜けた状態で走行すると、タイヤに過度の変形と摩擦が起こります。サイドの文字が擦り消えるほどになると、タイヤの内部にも相当のダメージがあるはず。
ご自身で修理なさったのか、あるいはタイヤショップやガソリンスタンドで修理されたのか・・・いずれにしても、パンク修理ではなく新品に交換すべき状態だったと思います・・・今まで事故にならなくて良かった
ホイールから離して、中を見てみると・・・
やはり内部はボロボロ。
内側も削れて大量のゴム片が粉末状態になっています。スチールのワイヤーも見えてきてます。
タイヤが回転するたびに、内部ではこの大量のゴム片が
舞いまくっていたわけです。
この状態でどれだけの期間と距離を走られたのかは分かりませんが、とにかく事故にならずにすんでよかったです。
このタイヤはフロントに付いていたのですが、反対側のフロントタイヤを見てみると・・・
こちらにもパンク修理の跡が。
・・・この修理方法は、地面と接するトレッド面のパンク穴をふさぐのには有効なのですが、トレッド面に比べてゴムが薄く、撓みが頻繁におこるサイド寄りの修理には不安がある方法です。
ギリギリでトレッド付近ではありますが、当店ではこの場所の修理にこの方法を用いることはありません。
ま、とにかく新品タイヤに交換したことでひと安心。
豪雨の中、店を出発されるお車を見送ったスタッフ。いつも以上に「どうぞ安心・快適なドライブを」という気持ちを込めてお見送りしたのでありました。
そして、その後は・・・必死の土嚢積み!! だったわけです。汗だくでした
でも、一番辛かったのは土嚢積みではありません。
一番辛いのは・・・夜間の非常参集に備えて、晩酌ができなかったこと!!
大雨のバカ〜
最後はお酒が飲めない恨み節で終わってしまった・・・今夜こそ飲むぞ!