ヒロの進(ひろのしん)です。
先週末、我が家は桃の香りで満たされました。
母の実家が桃の生産もしており、採れたてを送ってくれました。
秋田県鹿角市「かづの北限のもも」。甘い!上品な酸味!おいしい!
地元ことばで「んめぇなぁ!」
市役所の説明を読むと、「光センサー選果を利用した産地としては市場出荷時期が全国で最も遅い産地」で、「福島県・長野県といった主要産地より収穫が2週間ほど遅れる」そうです。
10年ほど前からの取り組みです。今年はさらに桃ワインも登場しています。
だいぶ飲んじゃってからの写真ですみません・・・あっさり甘くて、桃の香がふわり。個人的には好きですが、酒飲みにとってはちょっとあっさりし過ぎているかもしれません。食前酒向きという感じです。スパークリングタイプも加わったそうです。
従兄(いとこ)にお礼の電話をすると、桃の生産者としての情熱と自信が伝わってきました。
遠く離れた石川県で暮らす私としては、応援団としてPRできればと、さっそくブログで紹介させてもらいました。
ただ、従兄によると、この桃ワインの出来にはいま一つ納得がいかない様子。ワインの担当にも意見を伝えたそうです。
北限の桃の美味しさが活きていないというのです。
現状、ワインに使用されるのは店頭に並ばない規格外品。
従兄曰く、このワインを飲んだ人に、これが北限の桃の味だと思われては困るとのこと。(私はじゅうぶん美味しいと思ったのですが・・・)
規格外品ではなく、そのまま食べてもおいしい規格品を使うべきだとの意見。
「規格外品」と言っても、糖度などの味が基準に満たない場合だけではないはず。つまり、大きさや見た目が少し基準より劣っても味は問題ない場合もあるはずです。
行政マンや特産品の企画に携わる人たちにとって、果実酒は規格外品の有効活用として考案される面もあると思うので、従兄の言う正論は耳の痛い話かもしれません。
でも、「北限のもも」ファンで、酒好きの私としては「もっと本気の」桃ワインも飲んでみたいなあ・・・
というわけで、北限の桃とともに、このワインがより一層グレードアップしていけるように微力ながら応援していければと思うきょうこのごろです。
あ、いちおうこれ、タイヤ屋さんのブログです。タイヤの話題少なすぎかなぁ・・・