今年の営業も残すところあとわずかとなりました。
ピットは比較的静かになりましたが、店内では事務の残務処理が山積み・・・パソコンや電卓をたたく音と、伝票をめくる音が忙しく響いております。
年内の営業は12月28日(土)までとさせていただきます。
新年は1月6日(月)から営業いたします。
おかげさまで今シーズンもスノータイヤへの履き替えにたくさんのお客様にご来店いただきました。感謝、感謝です!
これから、1年間の感謝をこめながらの工具・機材のそうじも待っています。よく頑張ってくれた。
工具・機材と言えば・・・ここからはヒロの進(ひろのしん)家の話題です。
きのう、4歳の息子の疑問に対して上手く答えられなかったことがありました。
「道具って、なに?」という問いです。
質問の始まりはラジオでした。車を運転中にカーラジオを聞いていたとき、助手席の息子がダッシュボードのほうを指さして「どうやってこの中にヒト入れたん?」と言いました。中に人間がいて喋っていると思ったのでしょうか。
「人が入っているわけじゃなくて、これはラジオだよ」
「ラジオってなに?」
「う〜ん・・・お話とか音楽とかを聞く道具」
「『道具』ってなに?」
「え?え〜っと・・・たとえば紙を切るときにハサミを使うでしょ。ハサミは、紙を切る道具」
「なんで?」
「なんでって・・・ じゃ、じゃあ、お水を飲むときにコップを使うでしょ。コップは、水を飲むときの道具。 ・・・・・・分かるかな?」
「じゃあ、ヒトも道具やよ」
「え?!」
「だって、ヒトはハサミを切らせる道具やよ」
「そ、そうかもね・・・」
納得できたらしい表情の息子を横目で見ながら、これ以上の深掘りはしないでおこうと思い、話題を変えた私でした。
でも、頭の中では「果たして、いまの回答は正解だったのだろうか? ヒトは道具・・・人を道具のように扱うヤツにはなるなよ・・・って、チビッ子の言うことでそんなに深刻になる必要ないな。 まあ、いずれ一般的な概念を学習していくだろうさ・・・でも、もしかしてこれって哲学っぽい深い話だったのかも。もっとうまくリードすべきだったのかな?思考の芽を摘んでしまったのでは・・・」な〜んて自問自答しながらのドライブとなりました。
そんなこんなで、今年も残りわずか。元気に駆け抜けるぞ